ご挨拶
時代がどんなに変わろうとも、経済がどのように変化しようとも、私たちが健康を願う気持ちに変わりはありません。むしろそれを失ってから健康の大切さを感じ取ることができ、復帰を切に願うものでしょう。以前から病気は治療よりも予防だと叫ばれてきました。 そして現在、病の原因が私たちの日ごろの生活の中にあり、生活を正すことにより病気を抑制しようとする運動が進行中です。
現在叫ばれている「メタボリック・シンドローム」は、お腹に溜まった内臓脂肪が原因で糖尿病、高脂血症など複数の生活習慣病や、その予備軍が重複して動脈硬化を進行させる状態をいいます。中高年世代に肥満者の割合が増加し有病率が高まり、近年の高齢化とあいまって、医療費の抑制に歯止めがかからない状態です。このような背景から、政府は「メタボ検診」を義務付け、脳・心臓疾患、生活習慣病などによる医療費の高騰を抑制しようという政策を強力に推し進めています。
このような時代の要求を的確に把握しつつ、何よりも来局頂いた一人ひとりの患者さまに、まず声をかけ、ご要望をお聞きし、正しい投薬は勿論のこと、親切・丁寧な説明をしてまいります。
また、私たちは病める患者さまの気持ちになり、医療人として何をやって差し上げるべきかを常に自問しつつ、プラスアルファのサービスを心がけてまいります。
代表取締役 上村 弘