春ですね...。
寒かった冬も終わり、だいぶ暖かくなってきました。
新生活を始める方もいらっしゃるのでしょうね。
薬局では風邪やインフルエンザの患者さんが少なくなり
慌ただしかった日々も落ち着きを取り戻しつつあります。
ポカポカ陽気に誘われて外へ出てみたものの…
くしゅん、あれ?くしゃみ?鼻水も出るみたい…。
もしかして…花粉症?
春になると花粉症の患者さんが多くみえます。
「せっかくいいお天気でも、この時期は外出するのもイヤ」
なんて話もよく聞きます。
花粉症とはスギやヒノキなどの花粉が原因となって
くしゃみ、鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。
「私、花粉症かもしれない…」
その時、どうしたらよいのでしょうか?
いくつか対策をあげてみたいと思います。
まずは今日の花粉状況をチェック。
テレビの天気予報でも知ることができますね。
雨の降った翌日、晴れて風の強い日は要注意です。
花粉の飛散が多い日は外出を控えめにしましょう。
そして外出する際はマスクをします。
ツルツルした素材の洋服は花粉がつきにくいようです。
家にいる場合でも窓や戸を閉め、花粉の侵入を防ぎましょう。
外から帰ったらうがい、手洗いを忘れずに。
風邪の予防にもなりますからね。
それでもつらかったら病院へ。医師に相談してみましょう。
「薬を飲むと眠くなるから飲みたくない」という方もいます。
たしかに昔はそのようなこともありました。
しかし今では、飲み薬でも眠気のほとんど出ないものや1日1回飲めばよいもの、
点鼻薬(鼻に噴霧するお薬)、目薬などさまざまな種類のお薬があります。
花粉症と上手につきあい、春を楽しみたいものですね。